WordPressを使ってブログを運営していると、「WordPress Popular Post」というプラグインがあるため、GoolgeAnalyticsの解析ツールを使わなくても、管理画面内である程度のアクセス状況やどういったコンテンツが見られているか簡単に知ることができます。
またある程度ブログ運営が安定してくると流入経路や見られているコンテンツも月単位ではそれほど変化がないためアナリティクスの画面を見る機会も月二、三回程度しかありませんでした。
そんな中、最近少しページビューが悪くなっていたのでアナリティクスを数日間立て続けに眺めていたところ、ふとgoogleads.g.doubleclick.netという参照元からのアクセスが増えてきていたのでこれなんだ?ということで調べてみることにしました。
Adwords(Adsense)の広告を出していないのにどこからアクセスが?
このgoogleads.g.doubleclick.netですが、以前とりあげた
という記事内で取り上げたように恐らくはAdsenseからのバナークリックで自分のブログに訪れたことは間違いないのですが、もちろん僕はAdwordsでの広告や宣伝はもちろんしていません。(ただ、アクセスがどれぐらい伸びるか費用対効果を調べる面で興味はあります)
そこで調べてみたところあまり取り上げているサイトもなかった(Google関連や広告出稿関連が多かった)のですが、答えは意外と簡単でした。
Adsenseの関連広告からの流入だった
見出しの通りなんですが、答えはAdsenseの関連広告が原因でした。
ズバリこれでした。
そう言えば最近Adesenseのクリック率が1.5%近くあったのが1.0%まで落ちてきているのでこの関連広告を導入したのを忘れていたんですが、この広告は一定以上のアクセスや記事量があるサイトであればカスタマイズして自動的に表示してくれる有り難い広告なんですが、表示されているエリアはすべてGoogleの管轄になります。
そのため関連ページのサムネイル画像がからクリックして他のページに遷移した場合、Analytics上の参照サイトがgoogleads.g.doubleclick.netになってしまうようなんです。
Adsenseの関連広告
この広告方法は色々なブログで使われている方も多いですが、広告が自然な形で挿入されるので非常にいいですね。僕も導入して一週間ぐらいしか経っていないのですが、確実にクリック率が戻りつつありますし、単価の高そうな広告も多いのか単価が非常に上がっている気がします。
個人的な懸念事項としては以前のWordPressのテーマで自動挿入されている関連記事の場合、サムネイル画像の他に冒頭の文章が挿入されるのが特徴ですが、どうしてもサムネイル画像だけになってしまうので、一ページあたりのテキスト量が減ってしまいます。
だからこのあたりが順位変動に若干影響を与えないかな?と、少しだけ心配してはいたのですが、今のところ収益率が若干上がってメリットのほうが大きい状況ですね。
あとAnalyticsでは分かりにくい、どういったページ遷移で他のページに移動しているのかある程度の目安にもなるので、ページレイアウトの参考にもなるような気がしますね。
ちなみに先週一週間のNEWS73にあったセッション数は7320だったのですが、このうち関連ページコーナーのクリックは173だったようで約2%の方がしっかりと記事の最後まで読んでくれて、他のページも見てくれていることが分かります。
ページ数の少ないサイトではこの広告が選択できないようですが、少し収益面で伸び悩みを感じる方は使ってみてもいいかもしれません。
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